こんにちは、営業設計チームの中嶋です。
先週の月曜日、『 グロースファミリーハウス川西清和台東 』の現場で作業でした。
ちょうど桜が今年も開花の時期を迎えましたので、お昼休みに現場の近くにある『 エドヒガンの森 』へ行ってきました。
川西市の多田グリーンハイツ、水明台の里山に生息するエドヒガン群落。
エドヒガンの森として地元の方々に親しまれています。
入口では、ボランティアスタッフの方が注意事項などを案内されます。
兵庫県版レッドデータブック(絶滅危惧種)Bランクに位置付けられるエドヒガン群落。
2008年から『 渓のサクラを守る会 』の皆さんのたゆまない努力によって保護活動と森の整備が行われています。
今では、川西市の天然記念物に指定されています。
ただ、エドヒガンの森はあくまでも自然の群落。
一般公開された公園ではありませんので、入森期間が1週間と決められています。
また、その日程も随時変更となるので、確認作業が必要です。
森に入ると入口でもらったパンフレットを見ながら、小径を下っていきます。
冨樫さん、徳川さんも一緒に行きました。
しばらく下ると小さな広場にでます。
こちらには東屋もあります。
この広場では、小さなコンサートや地元の小学生の課外活動の場として利用されているそうです。
桜公開中は、フリーマーケットの会場となっていました。
もちろん、地元の写真家によるエドヒガン桜の写真も。
年数別に並べられていますので、いかに渓のサクラを守る会の皆さんのおかげでエドヒガンの森が守られてきたかがわかります。
川西市の天然記念物である『 自生エドヒガンの群落 』エリアを抜けて、川岸へ。
ちなみにエドヒガンの森は、小径が整備されていて小さな子どもでも安心して歩くことができます。
川が見える場所まで下りてきました。
この川は、町の名前にもなっている『 猪名川 』。
とても市街地がすぐそばにあるとは思えない渓谷の雰囲気。
冨樫さんと徳川さんは、桜を撮りに来たのに、川ばかり撮っていたようです。
私は、エドヒガンの森から対岸にある『 対岸の一本桜 』を撮ってみます。
ちょうど対岸なので、現場のある清和台方面になります。
スマホなので、これが限界。
この対岸の一本桜は、地元ではとても有名だそうです。
川西市の広報誌の表紙などに必ず、この写真が載っているそうです。
という話など、渓のサクラを守る会の皆さんが教えてくれます。
エドヒガンの森には、多くのボランティアの方々が携わっておられます。
エドヒガンの森では、近隣の陽明小学校、緑台小学校の生徒が、環境体験学習で訪れるそうです。
3年生の体験学習で里山を学び、4年生で桜を植えるのが例年の行事になっているそうです。
また、植樹だけではありません。
渓の見学、ハサミ、ノコギリを使っての実習、遊歩道づくりなど楽しい課外授業で子どもたちも笑顔になるそうです。
私は地方育ちなので、どこか懐かしい感じがします。
都市部で育つ子どもにとって、このような機会は最近薄れています。
なので、身近でこのような体験をできることはとても良いことだと思います。
徳川さんも撮影に夢中です。
ただ、足が消えて宙に浮いていました。
森は川岸まで下ってきましたので、最後は上りになります。
エドヒガンの森は、所々個人の土地を跨ぐ場所もあったりします。
そのようなところは、小橋が掛けられています。
また、公園ではありませんので、いわゆる花見的な宴会などは禁止されています。
ちなみに訪れた日は平日でしたが、とても多くの方が訪れていました。
写真が趣味の方、家族連れの方、ご近所の方など。
エドヒガンの森を抜けて、里山を登ります。
里山には、菜の花も植えられています。
また、菜の花も見頃で桜のピンクと黄色のコラボがいい感じです。
エドヒガン桜は、日本に自生する桜の一種。
よく皆さんが花見をされるのは、『 ソメイヨシノ 』ではないでしょうか。
その日本で一番多くみられるソメイヨシノよりも、エドヒガンは、樹木がどっしりと大きく、少し早い時期に開花するのが特徴です。
国内でも限られた地域にしか分布していません。
そんななか、川西市には多くのエドヒガン桜が見られ毎年鮮やかな花を咲かせています。
森に集団で自生する桜色は淡く花も小さいです。
ただ、それがまた幻想的な感じでとても良かったです。
現場の近くにこんな素敵な場所があるとは知りませんでした。
ちょっと寄っただけでしたが、猪名川の渓谷ラインとエドヒガン桜の群落のパノラマは絶景でした。
しかも、この絶景が地元の方たちに守られているのは素敵なことです。
あくまでも自然の群落なので、駐車場もトイレもありません。
入林期間も限られていますが、機会があればあればぜひ行かれてみてはいかがでしょうか。
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